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栄養部

業務内容

栄養部では、「東葛に行くと栄養管理がついてくる」をスローガンに、本院を中心として6か所の関連透析施設や検診室で栄養管理業務を行っています。
入院中の患者さんや外来の透析患者さんへのお食事の用意と栄養相談、栄養ケア・マネジメント(NCM)、栄養ケアプロセス(NCP)などの栄養管理システムの実践、地域住民の方々に向けての栄養情報の提供などが主な業務です。
スタッフは管理栄養士8名をはじめ、計37名の大所帯です。

栄養部の活動と専門性

当院の臨床栄養課には、臨床栄養師、NST専門療法士、健康運動指導士など、管理栄養士プラスαの専門資格を持った職員が多数、在籍しています。これは、より専門性の高い視点から栄養管理を目指す意欲の現れであり、臨床での対応の幅を広げることに役だっています。 また、チーム医療活動には特に力を入れており、NST(栄養サポートチーム)をはじめ、PUT(褥瘡対策チーム)、SU(脳卒中診療チーム)、ICT(感染対策チーム)、フットケアチームなど、曜日ごとのチーム医療活動のほか、 各病棟で毎週2回ずつ行われるカンファレンスや院長回診にも参加しています。

入院中のお食事
入院中のお食事は治療の一環として、患者さんの年齢、性別、体格、活動量などに合わせて個別に対応しています。特に治療中の疾患に応じて用意する「治療食」については、特別な疾患に対応した食事に至るまで、きめ細かに対応しています。
  • エネルギーコントロール食(糖尿病、肥満症、高血圧など)
  • たんぱく質コントロール食(慢性腎不全、血液維持透析、慢性肝炎など)
これらに脂質制限食・易消化食など、状態に応じて対応しています。

流動食、分粥食を除く入院食では、週5回の朝・夕食(日曜日のみ朝・昼食)で2種類の献立から お好みのメニューを選べるようにしています。また、季節の変化を感じていただけるようお正月やひな祭り、誕生日にはお祝いのケーキをご用意するなど、季節ごとにメッセージカードを添えた「行事食」をご用意し、病院のお食事をできるだけ楽しんでいただけるよう工夫をこらしています。


メニュー例
以下は当院の入院患者さんにお出ししているお食事の一例です。 食事は、どなたにとっても大きな楽しみの一つになっています。その楽しみを損なわないように、 当院では入院患者さんの状態に合わせて毎日、70種類ほどの献立をご用意しています。
朝食 A透析食
ご飯が食べられる透析患者さん向けにご用意した「1日エネルギー2,000kcal、たんぱく質60gのたんぱく質コントロール食」です。 ご飯180gに大根おろしを添えた「あじの開き」には減塩しょう油を使用しています。
朝食 B透析食(パン食)
同じ「たんぱく質1日60gのコントロール食」でも、パン食をお好みの患者さんには「無塩ロールパン」をお出ししています。 「肉団子のスープ煮」と「ごぼうのサラダ」を添え、「低リンミルク」や「無塩マーガリン」で腎臓に余計な負担がかからないように配慮しています。
朝食 C透析食(軟菜)
下は配膳の状態です。ほとんどの食器は蓋付きの容器が使用され、蓋のない場合はラップされて出されます。 無機質にならないよう、器(うつわ)の質感にも細かく配慮しています。 写真の食事内容は軟菜(全粥)食の透析患者さん向けの「たんぱく質1日60gのコントロール食」です。 全粥250gで、「肉団子のスープ煮」を添えて、 お粥食でも満腹感が得られるように心掛けています。
昼食 A腎不全食(選択A食)
入院食に飽きがこないよう、 ときには「お稲荷さん」などもご用意しています。 たんぱく質やカロリーの計算は、1日の食事内容全体で調整しています。
昼食 B腎不全食(選択B食)
透析治療に至っていない腎不全の患者さん向けのお昼の「たんぱく質1日40gのコントロール食」です。 おかずは「カラスカレイの味噌煮と花麩」、「ほうれん草・人参のおひたし」などで、患者さんのお好みで選べる選択メニューになっています。
夕食 A糖尿病食
ご飯の場合の「1日1,600kcalのエネルギーコントロール食」です。お魚「メルルーサのゴマ照り焼き」(左)のほか、 「豚の生姜焼き」などの肉料理(中)も選べるようにしています。 エネルギー量はご飯の量やおかずの大きさで調節するようにし、できるだけ食事のバラエティを保てるよう工夫をこらしています。
夕食 B糖尿病食(軟菜)
お粥にした「1日1,600kcalのエネルギーコントロール食」です。 お魚は「メルルーサの皮なし照り焼き」、野菜は「かぶのサラダ」。 お粥に合わせて梅干し、みそ汁、フルーツヨーグルトなどを添えています。
夕食 C一般五分粥
五分粥の1日のエネルギー量1,200Kcal食です。 薄いお粥なので、食事が見た目に淋しくならないよう「カリフラワーの淡雪あん(ズワイガニ入り)」や「カラスカレイの黄身煮」などを添えて、メニュー内容をバラエティ豊かにしています。
夕食 D透析食
ご飯180gの「たんぱく質コントロール食」です。腎不全の患者さんは、たんぱく質を抑える一方で、カロリーはしっかり摂る必要があります。 「メルルーサの皮なし照り焼き」は20g大きめにし、「根菜の煮物」のほか、季節によっては「葛きり」などを添えて食欲を刺激します。
栄養部では、こうした地道な「治療食」の工夫によって、入院患者さんに食への楽しみを取り戻していただきながら、意欲的に治療に取り組んでいただけるよう務めています。

東葛クリニック病院では、待ち時間を最小限とするために全ての診療科目で予約診療を行っております。
ご予約は、お電話もしくは外来受付に直接お越し下さい。急患の方はこの限りではありません。